消費税法は実務で役に立ちますか?

どうせ受験するなら実務で役に立つ税法科目を受験したいです。消費税法は実務で役に立ちますか?

働く場所が免税事業者でない限り、役に立ちます。

消費税法は、あなたが働いている場所や担当している顧問先が免税事業者でない限り実務で非常に役に立ちます。実際に私は消費税法の受験で培った知識が実務で非常に役に立っています。税理士事務所で働くのであれば、法人税法と所得税法は知らないと問題外ですが、消費税法も同じです。入力するときに消費税の課税取引か否かの判断ができなければスムーズに処理できません。また、顧問先でも消費税法についてよく質問されます。消費税を考えないでよい免税事業者は基準期間の課税売上高が1,000万円以下の者です。このような顧問先ばかりでは、税理士として生活するのは難しいと思います。つまり、消費税法は実務で役に立つという以前に、法人税法や所得税法と同じように実務上知らなければならない税法科目のひとつと言えます。

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