消費税法の計算点数アップのポイント①原則課税

消費税法の計算は他の法人税法や所得税法に比べると易しいですが、これは消費税法受験生全員が同じ事で、消費税法はひとつのケアレスミスが合否を分けることがあります。

ここでは消費税法の計算点数アップのポイントを紹介します。

課否判定が正確にできれば計算はできる!

消費税法の計算は基本的に課否判定が正確にできるか否かで点数に差が出ます。計算の得点が低い人は課否判定が正確にできていないはずです。

課否判定は消費税法の基本です。課否判定の勉強が不十分であれば合格するのは難しいです。計算問題の得点が伸びない時にはどうしても難しい問題に取り組みがちですが、それは間違っています。課否判定の勉強は基本的な項目であるため得点アップに繋がらないように感じますが、どのような取引をみても正確に、かつ、瞬時に課否判定を行えるようになれば、どのような計算問題が出題されても合格点を取ることができます。

課否判定を正確に行うためには消費税がどのような流れで課否判定を行うのかを頭に入れておく必要があります。その流れを頭に叩き込みましょう。

ちなみに私は受験生時代は課否判定のフローチャートを勉強机の前やノートの最初のページ等の常に目に付く場所に置いていました。

課否判定が上達すると計算スピードが速くなる!

課否判定のスピードが上がると計算スピードが速くなり、計算問題に要する時間を短縮することができるようになります。計算問題の解答で時間が足らなくなる原因のひとつが計算判断スピードです。取引をみて、「課税取引かな?非課税取引かな?」と悩むから時間が足らなくなるのです。どのような取引をみても即答できるようになれば、計算時間が足らなくなるということは絶対にありません。

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