大原とTACのどちらを選ぶべきか?

税理士試験受験予備校として人気が高いのは下記2校です。

資格の大原TAC

税理士試験受験予備校は他にも色々ありますが、やっぱり有名なのは大原かTACです。この2校で税理士試験受験生の半分はいるのではないでしょうか。

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大原とTACではどちらを選ぶべきか?

大原とTACだとどちらを選ぶべきかは税理士試験受験生の多くが悩む事だと思います。「税理士試験の消費税法は大原かTACのどちらが良いか」でも書いていますが、アクセスが多いのでチョット詳しく書く事にしました。

私も受験生時代、どちらにするか悩みました。それぞれに良い意見悪い意見を見聞きしましたしね。「大原とTACで意見が分かれるのは何故か?」でも書いていますが、結局のところどちらも大差は無いですよ。年度ごとに多少の差はあるかもしれませんが、本当に極僅かな差です。

大原とTACのどちらが良い?

大原とTACのどちらが良いかといえば、率直な意見として、「どちらでも良い」というのが私の意見です。だって大原でもTACでも大差ないですし、正直に言って大原で合格できない人はTACでも合格できないし、その反対も同じです。大原もTACも税理士試験受験予備校として実績が高い学校です。複数年連続合格者ゼロなら問題がありますが、両校ともそのような事は無くて、毎年合格者を輩出しています。しかも他校よりも人数が多いはずです。私は税理士試験の合否を分けるポイントは受験予備校にあるのではなく、受験生本人にあると思います。

大原かTACか?私の選択基準

私は結局大原にしました。理由は単純で当時の職場から近かったからです。税理士試験は平均受験年数8年と長期間に渡ります。もちろん2年で合格する人もいますが、これは稀で普通は5年以上かかります(私も)。税理士試験に限らず勉強というものは最終的には本人がするかしないかが最も重要であって、勉強するために最も重要だと私が考えているのが勉強する場所です。私は受験しようと考えていた時は税理士事務所で働いていたため十分な勉強時間を確保できず(特に確定申告時期は最悪)そうなると職場と自宅から最短距離の学校でないと勉強を続けられないと思い大原にしました。大原とTACの違いは1駅だけ、駅からの時間も考えると10分くらいの違いでしたが、その判断で間違いありませんでした。たかが10分、されど10分です。複数年連続ですしね。ゴールデンウィーク以降は仕事か大原かでプライベートは0でしたからね。

税理士試験は長期間に渡る試験です。重要なポイントは合格するまで勉強し続けるためにどうしたら良いか?だと私は考えています。結局、合格するためには本人がいかに勉強するかどうかであって、大原かTACか、という事ではありません。税理士試験は消費税法に限らず、勉強法さえ間違えなければいつかは合格できる試験だと思っています。誰もが間違えない基礎項目をいかに正答できるかが合否を分けます。大原じゃないと合格のポイントを教えてくれない、TACじゃないと合格できない、というわけではなく、大原でもTACでも基礎項目をしっかり押さえれば合格できます。税理士試験は上位10%が合格する相対評価試験ですからね。

最近ではWEB講座やWEBフォローというものもあるので私の受験生時代よりも遥かに勉強しやすくなっています。私が受験生の時は欠席したらDVDを借りに行かないといけなくて、これが結構面倒で…。確定申告と3月決算の時期は土日じゃないと仕事が終わって借りに行こうにも「受付開いてない!」ってなことが結構ありました。しかも土日も出勤だと借りることすらできず…ということも。その点、今は便利になりました。

受験予備校選びの参考になれば幸いです。

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