消費税法の理論はどのくらい覚えたら良いか

できることならやりたくない理論暗記ですが、税理士試験において理論暗記は避けて通れる道ではありません。特に消費税法の理論は、法人税法や所得税法に比べるとそれほどボリュームが多くないので、理論はヤマをはらずに全て覚えるべきです。

では、なぜ消費税法の理論を全ての理論を覚えるべきなのかについて以下で説明していきます。

Contents

消費税法の理論は全て覚えた方が良い理由

完全理論暗記の理由① 覚えていない理論が出題されたら確実に不合格!

消費税法の理論は法人税法や所得税法の理論に比べてボリュームは多くありません。たしかに税理士試験では出題可能性が高い理論・低い理論というものがありますが、絶対に出題されない理論というものはありません。理論のボリュームが多くない消費税法ということもあって、合格レベルにある受験生の多くが殆どの理論を暗記しているので、万が一あなたが完全暗記していない理論が出題された時は合格ラインから大きく遠ざかってしまいます。

覚えていないたったひとつの理論が出題されたらどうしますか?

試験会場で悔いてもまた1年を受験勉強に費やさなければいけません。

過去問題等から試験傾向を見つけて理論に目星をつけるのもいいですが、出題可能性が低い理論であっても時間が許す限り完全暗記を目指すべきです。

完全理論暗記の理由② わからない問題が出題されたときに焦る!

試験によって理論の問題が難しいことがあります。

一体、何を書いているのか一回読んだだけではポイントが絞れない問題が出ることがありますが、そのような問題が出た時に、もし理論を完璧に覚えていなければ「もしかして覚えていない箇所かも!?」と勘違いしてしまいパニックになっていまい、本来であれば部分点を狙える問題なのに0点になってしまったり、アレコレ考えてしまい必要以上に時間をかけてしまったりするかもしれません。しかもその問題が合否に関係が無いような問題の可能性もあるわけで、そういった問題に時間を使っていたら他の解答時間が無くなるので、合格は難しいですよね。

このような事にならないためにもできる限り多くの理論を覚えておくべきです。

全ての理論を完璧に覚えることができれば、試験で難しい理論が出題されたときに部分点を狙える問題なのか?受験生が知らない合否に影響がない理論かどうかを即座に判断できるようになります。

完全理論暗記の理由③ 合格者の多くが理論を全て覚えている!

消費税法の理論は決してボリュームが多くないため、受験生の多くが理論の殆どを暗記しています。受験予備校の模擬試験をみるとわかると思いますが、消費税法の理論の合格点はかなり高い点数になっています。これは合格点を取るためには理論の完全暗記が絶対であるということの証左です。

消費税法は税理士試験の中では勉強ボリュームが少ない科目ですので、一発合格をしたいのであれば、できる限り完璧な暗記・理解を目指すべきです。

理論暗記で苦労している人に

消費税法の理論暗記で苦労している人は少なくないと思いますが、そのような人のために「理論暗記おたすけアイテム」をまとめています。新しいものが見つかり次第順次アップします。

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