テストを休むと税理士試験に合格できない!?

教室講座のミニテスト、模擬試験などを休みがちな人は税理士試験の合格率が低い傾向があります。

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テストの点数が悪いと受験意欲が下がる!

多くの受験予備校の税理士試験講座では、授業の最初か最後に確認テスト(ミニテスト)を実施ししています。テストは担当講師が採点し、次回授業に返却されます。

しっかり勉強をできていれば問題ありませんが、あまり勉強できていないと講師に採点してもらうのが恥ずかしいだけでなく、テストの間に周りが一生懸命解答している中、何も書けない時間を過ごすのが苦痛で仕方ありません。試験中に講師がまわってきますし、そのときに解答用紙を覗かれます。何も書いていない解答用紙を見られるのは恥ずかしいですよ。そのため勉強が遅れるようになると次第にミニテストや模擬試験を受験しようという意欲が減退していきます。これがテストの受験意欲だけであれば良いのですが、段々と消費税法の勉強意欲減退に繋がり、受験勉強自体を挫折してしまう恐れがあります。

テストは勉強理解度を把握するためのツール

テスト受験は現在の勉強理解度を把握するための最も良い方法です。テストで間違えた項目は勉強不足の箇所ということです。理解できていると思った項目であっても違った角度で出題されると正答できなかったりします。これは単純に勉強理解ができていないからであって、これを把握するためにはテストを受けるのが一番です。

また、模擬試験では成績順位や合格点などがわかるので絶対に受験するべきです。模擬試験等は後で欠席しても貰うことができますが、大切なのは試験会場で他の受験生と同時に受験することであって、その中でどのような点数を取れたのかが重要になってきます。自宅で合格点を取れたからといって試験会場で受験して合格点が取れるとは限りません。それに本試験は自宅で受験できませんしね。

模擬試験で本試験慣れする

本試験は一年に一度しかありません。一年間勉強した成果が120分で決まるわけですから緊張しない人はいません。誰でも緊張しますが、緊張を抑えることはできます。その方法が模擬試験受験です。模擬試験を受験するときに本試験と同じような気持ち(合格点を絶対に取る!と決める)で受験することで本試験での緊張が少しは抑えることができます。

ミニテスト、確認テスト、模擬試験などを欠席しているからといって税理士試験に合格できないとは限りませんが、受験生の割合からすると不合格者の比率が高い傾向があります。

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