2月から勉強を始めて合格するには

税理士試験消費税法を2月から始めて合格するための勉強法。

消費税法に限らず税理士試験は9月から勉強を始めるのが王道。ただ、タイミング等の理由で勉強を始めるのが遅れてしまった人もいるはずです。そこで2月から消費税法の勉強を始めて合格するための勉強法を紹介します。

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消費税法の2月スタートで合格するには相当の努力が必要

消費税法受験生の多くが9月から勉強を始めており(受験経験者は1月)、その受験生とは4ヶ月も差があります。いくら消費税法がボリュームが少ない科目だからと言っても普通に勉強していてはこの差は埋まりません。9月スタートの受験生より内容の濃い勉強をしなければ追いつき、追い越すことはできません。

2月スタートは独学合格は難しい

2月スタートで消費税法を受験する人はできれば大原かTACに申込みしましょう。2月スタートの独学受験で合格するのは難しいです。

受験予備校によっては3月スタート4月スタートのクラスを開講しているところがありますが、それまで待っていたら一層合格が難しくなるので、1月開講クラスに申込みをして、既に講義が終わっているものはDVD等を聴講しましょう。目標は4月合流です。1月スタートの受験生が3ヶ月で勉強する内容を2ヶ月で終わらせる事ができれば合格の光が見えます。なお、合流が遅れるほど合格が遠のくと思って間違いありません。

理論はひたすら暗記

消費税法の理論はどの受験予備校でも大体50題くらいあるはずです。これを6ヶ月で覚えなければいけません。とりあえず理論は1月スタートに追いつくまではひたすら暗記しましょう。理論理解は後回しで良いです。理論理解しながら覚えるほど余裕はありません。

目標は1週間で2題の理論暗記です。そうすれば本試験までに消費税法の理論の約8割の理論を覚えることができます。残りの2割は余裕があれば覚えましょう。理論はカリキュラム通りに確実に覚えましょう。

計算の勉強での注意点

2月スタートのように短期間合格を目指す人は基礎項目の勉強が疎かになりがちですが、消費税法合格には基礎項目の理解が欠かせません。納税義務の有無の判定、課否判定など基礎項目は毎日欠かさず復習しましょう。個別問題を軽視する人がいますが、こういう人は合格できません。基礎項目の個別問題は毎日解きましょう。

模擬試験では上位30%以内に入れるようにする

消費税法の模擬試験はどの受験予備校でも5月から6月頃に実施しています。2月スタートの人は1月スタートクラスに追いつくことができればこの模擬試験を受験することができます。一般的に模擬試験で上位20%が合格ラインと言われます(予備校によっては30%)のでこれを目標に頑張りましょう。

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