税理士試験の消費税法の不合格者の特徴についてまとめました。不合格者には下記のような特徴があります。
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基本的な項目を軽視する
受験生の中には「模擬試験等で合格点を取るためには難しい問題を解けるようにならなければいけない」と勘違いしている人がいますが、これは間違いです。税理士試験の全ての科目でいえることですが試験で合格するためには難解な問題よりも基本的な項目が大切です。これは計算でも理論でも同じです。税理士試験に合格するためには誰も解けない問題を解くよりも「誰もが解ける問題を間違わない」ことが重要なのです。通達や租税特別措置法などの読み込みも良いですが、それよりも受験予備校のテキストを読み込む方が合格に結びつきます。
授業を休みがち
受験予備校では全ての受験生が試験当日に合格レベルの知識を身に付けられるようにカリキュラムを組んでいるため、受験予備校のカリキュラム通りに勉強すれば一定の知識レベルに達することができます。しかし、消費税法は法人税法などに比べると勉強ボリュームが少ないことなどから勉強を後回しにしてしまう人がいるようです。
知識を一度に沢山吸収するのは非常に難しいことです。そのため授業を休みがちになってしまうと、その分だけ勉強サイクルが短くなってしまい、非効率な勉強になってしまいます。多少仕事が忙しくてもカリキュラムをこなしていくことが合格の秘訣です。
模擬試験を欠席する
模擬試験は今の自分の成績を知る大切な場です。しかし、受験生の中には模擬試験になると授業を欠席する人がいます。理由は人それぞれですが、殆どの人が「模擬試験を受験する自信がない」そうです。
自分で時間をはかって問題を解くのも良いでしょうが、やはり試験と同じように環境で問題を解く方が良いです。模擬試験を受験すれば講師に採点してもらえますし、何が悪かったのか、改善点はどこにあるのか、などを講師に相談することもできます。