税理士試験に合格できないと他の受験予備校が良く見えてしまうものです。ただし、余程のことがない限り受験予備校は変えるべきではありません。
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受験予備校を変えるのはハイリスク・ローリターン
税理士試験に合格できないと通っている受験予備校に不信感を抱いたり、他校が良く見えたりします。気持ちはわかりますが、私は受験予備校は変えるべきではないと考えています。消費税法に限らず税理士試験は受験予備校によって理論が違いますし、計算問題の解き方も違います。受験予備校を変えるという事は、これまで勉強してきたことをリセットするという事と同じです。
大原かTACであれば合格できる!
税理士試験受験予備校はいくつかありますが、その中で最も合格実績と人気が高いのが大原とTACです。大原かTACで合格できなければ他の学校で勉強しても合格できないと考えても過言ではありません。税理士試験受験生の多くが大原かTACに申し込みをしていて、合格者も多くがT大原かTAC出身です。
合格できない原因は自分にある!
消費税法に合格できない原因は受験予備校にあるのではなく受験生本人にあります。大原やTACなどの受験予備校では毎年合格者を出しています。つまりその学校のカリキュラム通り勉強すれば合格できるという証拠です。同じカリキュラムで合格できないということは単に受験生の勉強に問題があったということです。特に何年か連続して不合格になった場合などは受験予備校の責任にしたくなりますが完全にお門違いです。今の予備校の教材は全て覚えましたか?模擬試験は常に満点でしたか?恐らく違うと思います。覚えているようで何度も同じ間違いを繰り返していませんか?不合格者の多くがケアレスミスなどを放置して成績が伸び悩んでいます。小さなことをコツコツと積み重ねていくと自然に合格圏内の成績に入ることができます。すぐに結果は出ません。毎日コツコツ勉強して知識不足やミスを減らすことで本試験までに合格圏内に入ることができます。これは受験予備校云々は関係ありません。完全に受験生本人の勉強(方法)、勉強に対する姿勢の問題です。
受験予備校を変えたくなる気持ちはわかりますが、実際に行動に移す前にまずこれまでの勉強法について考えてみるべきです。これを改善しなければどの受験予備校に変えても結果は同じだと思います。