消費税法の試験で解答時間が足りないという人の原因は解答判断力です。よく解答時間が足りない人が電卓速度や解答の記述速度が原因に挙げていますが、それは間違いです。電卓速度と記述速度はあまり関係がありません。
解答時間が足りない原因の90%は解答判断力!
税理士試験は普通の電卓速度、普通の記述速度であれば試験時間内に合格答案を作成できるようになっています。実際に税理士試験合格者の多くは並みの電卓速度、並みの記述速度です。
解答時間が足りない原因は設問に対する判断力が遅いことです。ある取引について出題されたとき、それが国内取引か国外取引か、課税か不課税か等を瞬時に判断できれば並みの電卓速度で十分合格答案を作成できます。解答時間が足りない人の多くがこの判断に時間がかかっています。では、この判断力を鍛えるにはどうしたらよいか?簡単です。問題を数多く解くことです。何度も何度も問題を解くことで頭の中に解答プロセスがインプットされます。一流プロ野球選手は毎日素振りの練習をしているそうです。何度も何度も同じ素振りをして体にバットの軌道をインプットしています。
電卓と記述速度はあまり関係ない!
消費税法の合否に電卓速度と記述速度はあまり関係がありません。極端に遅い場合は別ですが、並みの速度であれば解答判断力が合格レベルであれば試験時間内に合格答案を作成できます。