消費税法は解答用紙から試験問題を予想できる。

税理士試験は120分で実施され、試験開始前に解答用紙と問題用紙がを配布されます。

試験前に解答用紙に受験番号等を記載する時間がある。

税理士試験では試験前に問題用紙と解答用紙を配付します。当然、問題用紙は試験開始まで開くことは出来ませんが、多くの受験会場では解答用紙については試験開始前に受験番号と受験地を記載するように指示されます。受験番号と受験地は解答用紙の表面(解答面)にあるため、どうしても解答用紙の書式を見ることが出来ます。

消費税法の計算は大きく分けて原則計算、簡易課税、国等の3種類があり、いずれの方法で解答するのかが解答用紙で判断できることがあります。例えば、調整対象固定資産の解答欄があったり仕入れ税額控除の解答欄が大きければ簡易課税の可能性は低くなり、簡易課税制度の適用の有無の判定があったり仕入れ税額控除の解答欄が小さければ簡易課税の可能性が高くなります。

ただし、最近では解答用紙で判断できないように工夫されてきていますので絶対に判定できるというわけではありません。おおよその目安に考えてください。

問題用紙が薄いので透けて見える。

税理士試験を受験した人は知っていると思いますが、問題用紙が薄いので目を凝らすと表紙の上から1枚目の問題の一部を読むことができます。

そこまでしたくない…という人は、する必要はないですが、税理士試験は1分1秒を競う試験ですし、これで1分の解答時間を捻出できるかもしれませんし、それで理論を1行多く書けるかもしれません。

それに問題用紙が薄いから透けるのであって、透けない紙を使うか、表紙の下に一枚無地の用紙を入れたらいいのに、と思うのは私だけではないと思います。

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