税理士試験受験予備校として人気が高いのは下記2校です。
税理士試験受験予備校は他にも色々ありますが、やっぱり有名なのは大原かTACです。この2校で税理士試験受験生の半分はいるのではないでしょうか。
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税理士試験は大原かTACのどちらが合格しやすいのか?
税理士試験は大原とTACのどちらが良いかについては「税理士試験の消費税法は大原かTACのどちらが良いか」でも書いていますが、アクセスが多いのでチョット詳しく書く事にしました。
まず、税理士試験受験生の間で良く聞くフレーズに次のようなものがあります。
「税理士試験は大原が良いか?TACが良いか?」
「大原とTACで合格しやすいのはどっち?」
「大原とTACではどちらが合格率が高い?」
「大原とTACだと講師の質が高いのはどっち?」
「大原とTACではどちらが教材が良い?」
「大原とTACのどちらが社会人が多い?」
「大原とTACだと…」 その他多数。
このように税理士試験を受験しようと調べるとアレコレ情報が出てきます。私も税理士試験を始めた時は同じように大原にしようかTACにしようか悩みました。色々な情報がありましたしね。
大原派か?TAC派か?で流れる情報
どのような情報があったかというと私が聞いたもので今でも記憶に残っているのが次の通り。
- やっぱり大原は税理士に強い。
- 大原は社会人が多い。
- 大原は講師が科目合格しかしていない。
- 大原は講師の入れ替わりが激しい。
- 大原は学校が汚い。
- TACは学生が多い。
- TACの教材はイラストが多くてわかりやすい。
- TACは教室が綺麗。
- TACは講師がチャラい。 などなど。
これらはあくまで当時私が聞いたもので、その中でも印象に残っているものだけです。本当の真偽は不明ですが私の経験ではどれも「偽」でしょうね。
私は結局大原にした
私も大原かTACのどちらにするか悩みましたけど大原にしました。理由は「大原とTACのどちらを選ぶべきか?」書いていますので参考にして下さい。結局、人にアレコレ聞いても余計に訳がわからなくなるので途中から聞くのを辞めました。もちろん大原一本で合格しました。
大原とTACで大差は無い!
税理士試験を受験しようと思ってアレコレ調べると、大原かTACかで色々な情報に出くわします。大原が良いという人もいればTACが良いという人もいますけれど、私は大原とTACに大差は無い!と考えています。たしかに年度毎に多少の差はありますが僅かです。それに税理士試験の平均受験年数は8年と長く、これらの期間を通算すると同じようなものです。
大原TACの両校は税理士試験受験予備校として高い合格率を保っていて、受講生の数もトップクラスです。受講生の数が多いということはそれだけ税理士講座から得られる収入が多いわけで、その分だけ講師や教材へ投資することができ、結果、質が高くなります。それにもし大原の生徒が増え出したらTACは大原にスパイを送り込んででも教材等を手に入れて分析するはずです(逆も同じ)。まぁ実際には大原TACともお互いの教材等を買っていますけどね。
なぜ大原は悪い!とかTACは悪い!とか聞くのか?
私は大原もTACも大差は無いと思いますが、ではなぜ大原やTACに否定的な意見が出てくるのでしょうか?
実はこれは簡単な事で、単純に否定的な意見を言う人の多くが税理士試験に合格できなかったからです。現に合格した人の殆どが肯定的な意見を言っています。「大原良かったよ」「TAC最高!」とかね。
税理士試験受験生全員が一生懸命(※)勉強しているはずですが、合格できる人と不合格になる人がいます。これは試験なので仕方ないですが、合格する人には合格する理由があって、不合格になる人には不合格になる理由があります。これは「消費税法の不合格者の特徴」でも少し説明していますので参考にして下さい。※一生懸命といっても個人差があるので全員が同じレベルの一生懸命かはわかりません。
税理士試験は1年間かけて勉強する試験で、それがたった1日の試験で判定されます。一生懸命勉強してしてきたのに不合格になったら誰だって不満に思いますよね。私だって不合格になった科目はありましたし、その時は不満に思いました。ただ、私は自分が「何故そのポイントを押さえていなかったのか?」「何故そこに気付かなかったのか?」「何故ケアレスミスをしたのか?」といった自分の勉強不足を反省しました。
受験予備校は受験生が全員合格できるように丁寧に教えてくれるはずで、合格レベルに達するまで勉強するのかしないのかは本人次第です。講師も生徒の合格率で評価が変わるので結構必死です。なぁなぁの講師は淘汰されます。
しかし、受験生の中には「自分は誠心誠意一生懸命勉強してきた!合格できなかったのは大原(TAC)の教え方が悪いせい(教材が悪いせい)だ」となるのです。受験予備校の受験生全員が何年も連続で不合格になったのなら別ですが、大原とTACに限ってはそのような事はありません。同じ教材とカリキュラムで勉強して合格できた人と不合格になった人が分かれるのは結局は本人に問題があるのだと思います。
本試験がどのような問題であったにしろ、受験予備校の提供する教材とサービスを完全にマスターできれば合格できます。
まぁ、一生懸命勉強した結果、不合格になった不満のはけ口として受験予備校をヤリ玉に挙げる気持ちも分からなくは無いですけどね。また一年も勉強するのか…ってなりますしね。
消費税法の受験予備校アンケート
税理士試験の受験予備校は大原かTACが最も人気実績ともに高いですが、大原TAC以外にもいくつかの受験予備校があります。
投票しなくても集計結果を見れますが、今後の受験生の参考資料にもなるので宜しくお願いします。上記以外のアンケートは「消費税法のアンケート」でまとめています。