消費税法は合格しやすいのですか?

消費税法は勉強ボリュームが少ないので、合格しやすいのでしょうか?

勉強ボリュームは合格の難易度に関係がありません!

税理士試験の合格基準は60%の得点となっていますが、実際には税法科目の合格率は毎年約10%前後で推移しています。実際のところは不明ですが、合格率が10%前後になるように得点調整しているようです。そのため試験科目の勉強ボリュームが合否と比例するものではありません。勉強ボリュームが少ないということは、勉強する範囲が狭いということであり、それだけを見ると合格しやすいように思いますが、これは受験生全員が同じであり、税理士試験が上位10%の合格率であるということを考えると、勉強ボリュームが少ない科目の方が合格し難いともいえます(少し勉強すれば合格レベルの知識が身に付くため誰でも合格レベルに達することができ、差を付け難い)。そのため受験生によっては、あえて勉強ボリュームの多い法人税法、所得税法、相続税法を受験する人がいる程です(実務で役立つからという理由の人もいますが)。

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