少し前に消費税法の受験歴についてアンケートを作りましたが、その途中結果です。
Loading ...今後の受験生のために投票をお願いします。
今日現在の投票結果は次の通りです。
- 1年目 14件
- 2年目 8件
- 3年目 4件
- 4年目 0件
- 5年以上 11件
合計 37件
約60％の人が1回目～2回目の受験生ですが、約30％の人が5年以上です。消費税法は税理士試験の中ではミニ税法という位置づけで、ボリュームが少ない試験科目といわれていますが、この投票結果を見てもわかるように
勉強ボリューム＝難易度
というわけではないことがわかります。
税理士試験は上位10％が合格する相対評価試験ということもあって、消費税法のように試験範囲が狭い科目の合格には高い完成度が求められます。固定資産税は合格確実点が100点とかありますしね。合格率を10％前後にするため試験問題は重箱の隅をつつくような問題が出題されることも珍しくありません。
また、ミニ税法は勉強ボリュームが少ないため初学者と2年目以降の人との差がつきにくい試験でもあります。法人税法などの勉強ボリュームが大きい科目は初学者がカバーしきれない項目があって、そういう問題が出題されたときに2年目以降の人が有利になりますが、ミニ税法は初学者も既習者も試験範囲は大体勉強できていますからね。
そういうこともあって税理士試験受験生の中には法人税法や所得税法の方が合格しやすかったという人もいるほどです。