合格発表までの勉強法

税理士試験は合格発表まで約4カ月もあります。配点なども公表しないので合格発表までどうしたらいいのか悩みませんか?

Contents

独学はモチベーションの維持が難しい

合格発表までは新しい科目を受験するのは税理士試験受験生なら当然ですが、問題なのは今年受験した科目の勉強をどうするか、です。年内の講座を受講するか、独学で勉強するか。私は独学で勉強していましたが、これが結構難しくてモチベーションを維持するのが大変でした。だって合格していたら意味が無いですし、その勉強時間があれば新しい科目の理論を覚えられますからね。万が一、不合格になった場合に備えて勉強することほど大変な勉強はありません。

モチベーション維持に不安がある人は講座を受講する方が良いと思います。合格発表まで何もしないと、万が一、不合格になった場合にそこから勉強し直すのは結構大変です。4カ月もあれば殆ど忘れてしまいますからね。

合格ボーダー未満の人は年内はもう一度基礎項目の再復習を!

今年の税理士試験で合格ボーダー未満か、合格ボーダーギリギリの人は年内は基礎項目を徹底的に復習するべきです。このレベルの人は絶対に基礎項目の理解が足りていません。消費税法は基礎項目の理解なしには合格できません。

各受験予備校の年内クラスは主に2コースあります。

  1. 年内に基礎項目を一通り勉強するコース「年内完結コース
  2. 年内に総合問題を解いて本試験時のレベルを維持するコース「年内上級演習コース

一度消費税法を勉強すると、2の上級演習を受講したくなりますが、合格ボーダー未満の人は絶対に年内完結コースで基礎項目をしっかり勉強するべきです。遠回りのように感じるかもしれませんが、消費税法の合格には基礎項目の理解が必須です。基礎が十分でないと応用項目や難しい総合問題などで安定して合格点を取れません。

独学で勉強する人

合格発表まで独学で勉強する人は理論テキストだけ新しいものを予備校で買いましょう。理論テキストは毎年改正していて、年内に新しい理論を覚えておいた方が良いと思います。前年の理論テキストで勉強すると年明け以降で新しい理論とチャンポンになって苦労しますよ。

計算は間違いノートを中心に苦手項目を潰していきながら、週に1題だけ総合問題を解けばそこそこ知識を維持できるはずです。

関連記事

TOP