税理士試験は大原やTACなどの受験予備校で勉強するのが一般的ですが、受験生の中には独学で勉強する人もいます。独学で消費税法を勉強する場合の注意点について。
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教材は必ず大原かTACで買いましょう!
9月下旬になり、そろそろ税理士試験の勉強を始めている人も多いと思います。受験予備校に申込みをした人は、その学校のカリキュラムに従って勉強すれば合格レベルになるはずですが、独学の人は自分で勉強計画や教材を考えないといけません。
「教材だけは大原TACで買いましょう」で書いていますが、教材は絶対に大原かTACで買うべきです。書店に行くと税理士試験用の参考書が売っていますが、これは大原TACの教材に書いている内容がよく理解できない人向けの参考書であって、この参考書を読めば税理士試験に合格できるというものではありません。出版社も殆どの税理士試験受験生が受験予備校で勉強しているため、独学向けの教材を書店で売っていませんし、作ったとしても参考書レベルの値段だと大赤字必死です。
税理士試験は年に1回しかありませんし、受験生の多くがこの1年に1回の試験に全力で挑んでいます。軽い気持ちで受験するなら辞めた方が良いと思います。勉強に費やす時間と労力が無駄です。
受験予備校の講座料金がネックで独学受験を考えている人は、最低でも教材だけは大原かTACで買うべきです。
なお、ヤフオクなどのオークションでも消費税法の教材が売っていますが、買っていいのは受験年度のものだけです。消費税法は改正が少ない科目の一つなので過年度でも使えない事はないですが、改正項目が少ないといっても0ではないわけで、この項目が出題されて、合否に影響が出たら1年間の時間と労力が無駄になります。それに消費税法は改正項目が良く出題されますしね。私なら過年度の教材は絶対に買いません。
大原とTACの教材の料金は次の通り。
- 大原簿記:資料通信講座 87,400円(詳しくはこちら税理士講座【資格の大原】)
- TAC:資料通信講座 87,000円(TACの資料通信講座 詳しくはこちらから)
LECやネットスクールなら格安で消費税法のWEB講座を受講できる。
税理士試験は大原かTACで勉強するのが一番ですが、受験費用がネックになって、独学で受験するくらいなら「大原TACよりも安い講座」で書いている、LECやネットスクールなどの格安講座を受講するべきだと思います。私なら独学で勉強するくらいなら格安講座を受講します。
LEC
Web通信講座:98,000円 → 9月末迄 93,000円
DVD通信講座:129,000円 → 9月末迄 124,000円
クレアール
Web通信講座:120,000円 → 9月末迄 74,000円
オプションDVD:20,000円 → 9月末迄 16,000円
オプション答練資料:20,000円 → 9月末迄 16,000円
ネットスクール
Web通信講座:97,000円