他校の模擬試験や問題集は役立つ事もある!

大原やTACではアマゾンなどで市販の問題集などを販売しています。原則として、既に大原やTACなどの受験予備校で勉強している人はその学校の教材以外は必要ありません。他校の教材を読む時間があるなら、今ある教材を隅から隅まで勉強する方が合格に近付きます。

ですが、私は税理士試験のどの科目でも1冊だけ他校の問題集(模擬試験問題や総合問題集)を買っていました。

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違う出題パターンの時にどのように対応するか練習になる!

模擬試験などの総合問題には各受験予備校で一定のクセがあります。何度も何度も問題を解いていると分かると思いますが、同じ受験予備校の問題を解き続けているとこの予備校の問題のクセに慣れてしまうリスクがあります。受験予備校の出題パターン(クセ)に慣れると、その出題パターンの問題だと合格点が取れるのに、ちょっと出題パターンを変えられると急に点数が落ちてしまう場合があります。税理士試験本試験が慣れた出題パターンとは限りませんし、これでは安心して本試験を迎えることができません。本試験で慣れていない出題パターンの問題が出た時にも合格点を取れるようになるためには他校の問題が一番です。何冊も買う必要はありません。1冊だけで十分です。

他校の問題を解くのは基礎知識が固まってから!

他校の模擬試験等を解くのは消費税法の基礎知識が固まった頃です。基礎知識が固まる前に他校の問題を解いても意味がありません。なぜなら他校の問題を解く目的は「慣れない出題パターンの問題で合格点を取る対策」です。今受講している学校の出題パターンに慣れていない段階(基礎知識が固まっていない段階)で解いても余計に混乱するだけです。

一番良いのは模擬試験受験!

他校の問題で合格点を取る練習として一番良いのは他校の模擬試験受験です。例えば、TAC生が大原の模擬試験を受験するとします。大原の模擬試験受験生の90%以上が大原生で、多くが大原の出題パターンに慣れています。出題パターンに慣れている受験生が多い試験で合格点を取るのは本当に難しい事です。他校の模擬試験で合格点を取るのは至難の業です。ただし、いい経験になりますよ。

もし、模擬試験受験日までに基礎知識が固まっていない人は、模擬試験の資料販売もしているのでそれを買うか模擬試験問題集などを買って、基礎知識が固まってから解いてみましょう。

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